そして 今に 至る。

それから約6年が経過。

ま　た　し　て　も　Г6さんが疼きだしたのです。

とっさに私が思い出したのは、根管治療をしてくれた先生の言葉。

「多分、この歯が次に痛くなる時は、抜歯をしなくてはいけないと思う。」

来てしまったのか・・来てしまったのか。この日が。

「もし抜歯と言う事になったら、今度は大きい大学病院に行って下さい」

引越しもして、今はもうＯさんに紹介して頂いたその先生にはお世話になっていません。
行くしかないのか大学病院へ。

「648さんは受け口なので、抜歯と言う事になったら上手くそれを兼ねて、矯正もして頂けるか聞いてみてはどうだろう」

そう、ちなみに根管治療が出来なかったペングット病院（どんな命名だよ）でしょっちゅう院長が矯正を薦めてきた理由。それは自分が受け口だったからです。
ある中２の朝、起きると下顎の歯が、前歯に被さる様になっていました。
本当に一日の出来事でした。
朝、友達に「下の歯と上の歯が逆になってもうた」「え、なんでや」なんて会話をしたのを覚えています。
本人はあまり気にしてなかったんですが、日に日に受け口なだけではなく、ちょっと顔も歪んできた様に思い、受け口になった途端歯並びも悪くなり虫歯が急激に増えました。なので治したくなって自分でも色々調べたりもしました。
だからこそペングット病院の院長の「648さんなら歯を二本抜けば綺麗な歯並びになるよ。顎も引っ込むよ」と言うセリフを信じられなかったのです。矯正だけで、顎を引っ込ませるのはだいぶ難しいと思う。（そんな軽い受け口じゃないし成人してるし）しかも歪んでるし。（左にずれてる）だから自分は矯正をしようとは全然考えていませんでした。

でもＯさんが紹介してくれた先生や、その後虫歯でお世話になった先生（前歯の治療に行ったのですが、受け口なので治療が難しい！自分にはちょっと無理！と正直に言ってくれた先生）に「顎変形症なら矯正は保険も利くし」と薦められ、ちょっと大学病院で相談だけでもしてみようかと

Г6が痛み出し、6年以上経って初めて　矯正　と言う治療に挑戦しようかと思い始めたのです。