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むし歯治療も終わり、急いで矯正科へ。
もう患者さんが一人もいない状態で椅子に座ると言うのはちょっと恐怖です。
でも今日は左上上顎第一小臼歯から上顎第一大臼歯（簡単に言うと上顎4番～6番）と、左下の下顎第一小臼歯から下顎第二大臼歯まで（簡単に言うと以下略。4～7まで）の矯正（とは言っても、抜いてしまった下顎第一大臼歯の上の歯が伸びてこないように上の歯を止めておくための矯正と、下の歯は抜いた歯の両サイドが倒れてこない様にするために、ただ抑えておくだけのための物なんですが）をしなくちゃいけないのですよ！！！
時間は既に17時。スーパーボンドを塗って、マルチブラケットを貼り付けます。でた！金属のブラケット出た！（はじめまして～）そして乾くまで放置。このスーパーボンドがキツイ！目が染みる位の匂いです（解るかな・・）
乾いたらワイヤーを通して（太さ的にはどのくらいだろう・・？まだ細いほう？）、ペンチで曲げーの、細いワイヤーでぐるぐる巻きーの、締め付けーの、先生の指先が舌の前歯を抑えてワイヤー通すから、前歯が押されてそっちの痛みが半端ないーの、口の周りが細いワイヤーだらけになったらペンチで切りーの、嫁ぎーの（嫁がない嫁がない）わー、なんか歯が縛られている感じがする！すごいすごい！なんか凄いね！！
歯がないので下顎第一大臼歯の部分だけワイヤーのみでそれが又ちょっと不安。舌切れないかしら（今のところ大丈夫）ていうかこれ
絶対口内炎できるね・・・！！
こんな装置が入っていたら口内炎できるだろこれは！！どんだけ粘膜強くせなあかんのや！てなくらい初めて経験するブラケットは最強野郎でした。なんちゅーんか、金属アレルギーでなくて良かった。なりそうな位口の中金属の味するけれど。
「はい、完了です～」装置装着中も先生たちは皆いなくなるし、廊下は暗いし、電話は鳴りっぱなしだし、もう、こんな怖いのはイヤですー！！でも先生遅くまでありがとうございました・・！！本当にありがとうございました・・！！
「えーとではこれ、矯正を始めたときの注意点とか色々書いてあるんで読んでおいて下さい。」といって薄い冊子を受け取りました。どれどれ・・お米はつまるのでおかゆが望ましい・・肉の塊は食べるな・・ほうれん草やキュウリは詰まりやすいので食べるな・・アイスキャンデーも硬いので止めろ・・ミキサーで細かくすると良い・・ゼリーやスープで我慢しよう・・3年以上も・・これなのですか・・！！？えええ？えええ？？？
すごい不安も、とりあえず病院閉まっちゃうからという焦りには勝てず、とにかく今日はもう終わり！で下に降りることになりました。ていうか先生もう痛くなってきたよ！痛くなってきたよなんでー？？！！
下に降りたら、会計がもう閉まっていて、次回一緒に払ってくださいとのこと・・（わー。）そして入り口で矯正科専用の受付カードを返してもらうのを忘れていた648が矯正科に戻ろうとした所
警備員さんに・・・一階入り口の電気を全部消されてしまいました・・・
い、いいやもう次回で・・。（涙）ていうか暗闇の病院はただ怖いです。ああ、でもここに入院するんだよないつか！！！と思うと
恐怖で少しおびえる648なのでした・・・（手術の方に怯えなよ！）
予定の予約時間より30分ほど遅れて到着。最後の予約だったので、次の方への影響が無くてよかったーと一息つきながら治療開始です。
とりあえず、今日矯正をはじめる所は次回金属を入れる予定なので、「じゃあ今日治療した後に矯正をこの後して・・次金属が入る時にはずして、そして再び装着しましょう」とのコト。矯正科の先生が「この歯今治療しなきゃ駄目ですか」と、突っ込むと（スムーズに行かなくてごめんヨ先生）むし歯外来の先生が「ここに穴があるんで・・早めに治療した方がいいと思います」と、先生器具で穴をブスリ。アイタタタ。先生痛いです。むし歯だから痛いです先生「痛いですか。じゃあ麻酔してから削りましょう」
矯正科の先生とむし歯外来の先生との連携プレーで進めていくみたいです。なんつーんか、お疲れ様です！
「今日はずっと矯正科だったんですか～」「はい・・午前中からずっとです・・」「じゃあ大変でしたね～」と朗らかに話しつつ麻酔→キュインキュインと削ります。被さっていた一年前に作った金属を外し、虫歯を削り・・型を取ってつめて終了。なんというかサクサク進むくらい普通のむし歯治療。しかし終わった時の時間は既に16：30！他には患者さんもういません。先生遅くまでありがとうございました～。
時間があきまくりの更新ですが次は３回目の検査そにょさん。～Ｆｉｎａｌ～です。
歯形をゴムみたいなヤツで6個くらい作りーの、ピンクの板みたいなのをお湯で柔らかくして歯型を取りーの（この歯型を取る時、ピンクのヤツが左口角をさっくり切ってくれたりして痛かったです・・）、頭蓋骨を含めたレントゲンを再度撮りーので、午前中が終了。40分ほどのお昼休憩と言う事で、また13時に来る事に。
売店でお弁当を買ってモグモグして（あんまり美味しくなかった・・さば味噌弁当・・味噌が染み込んでないんだも・・しょんぼり）歯を磨いて5分前には矯正科へ再び降臨。次の検査はなんじゃらホイ？！
「顔の筋肉の検査をします」おお！別室に向かうとなんちゅーんか大きい機械が一杯！！お笑い芸人がバンジーとか絶叫マシンで使うような（先端にカメラ付いてるヤツみたいなの）白い装置を頭に取り付けます。そして歯に磁石を装着！！装置には磁石の場所を探知する磁場が出ているようで。これで、歯が今どこにあるか、動きの検査をするらしいです。結構大変。装置が大きいのでタオルを巻いて装着。そして
「オレンジとイチゴ味どっちが好きですか」「？！」
ガムを噛むんですって！キシリトールの、あのムーミンのパッケージのガムお目見え。オレンジを希望して舌の上に載せていただきます（まだ噛んじゃ駄目だから）ん・・？オレンジの筈なのに・・
バナナの味がする・・・
「バナナ・・・」「これ、オレンジバナナ味らしいです」バナナの味しかしないよ・・そしてモグモグ噛む！右の歯だけで噛むべし噛むべし！！「ハイ次左～」左でも噛むべし噛むべし！！（この噛んでいる状態を記録して保存しているんですよね～何に必要なんだろう・・）そして噛み終わったらガムを捨てて頂き、今度はピアノの教室でよくあるメトロノームのピッピッピッの電子音にあわせて噛み合せるという検査を記録します。始め遅くて次早い。結構大変！顎が疲れてきましたが、まだまだ続きます。さっき取った歯型を装着して、歯が噛み合うところからの噛む作業とかも記録。はぁはぁしてきました。やっと磁石を取って（これ大きいから唇乾いて大変だった）終了。
「むし歯のほうの予約に間に合わなそうなので、先生に連絡してきますね」アララ、もうそんな時間ですか。時計無いからわかんないや。でもなんとなく疲れているわけだ・・（アムロ）病院についてから5時間は経っているんだもん・・
先生が連絡終わって「次はコチラです」わー！！なんだろうこの、テレビでしか見ないような装置！トータルリコール系！シュワルツェネガー系！椅子に座って装置を装着的な！（何だそれ）「顔の筋肉の動きを、微力の電波で読み取ります」いわば・・嘘発見器みたいなのが、白い紙に印刷されて出て来るんです！なんか新しいようで古い！！（だって無駄に大きいんだもん！）そんなこんなで、小さな心臓の検査の時につけるような電線を顔に装着。表面だけクリームを塗って（電気が通るのでやけどしない様にかな？）テープで貼り付けていきます。耳たぶやら、顎の下やらこめかみやら・・とにかく歯を噛んで動く筋肉の部分ですね。これが結構取り付けるのに時間が掛かる！先生大変！でも検査が始まったら648は動けないのでもっと大変！！（少しでも動くと反応しちゃうから喋らず・頷かず・つば飲まないように）装置が装着してから先ほどの磁石を装置した検査と同じ工程を繰り返し検査します。大きい機械から出て来る白い紙+PCにもくっつけて記録採取。648は右の筋肉の方が異様に強かったです。
何とか取り外して（これも電線が絡むから丁寧にやらないと次の人が大変なわけです。）検査ってすごい時間が掛かるんだなぁ。と眠い眼を閉じないようにしながらドッと疲れを感じておりました。でも先生の方が大変ですね～。先日の電話が20時過ぎだったので、先生に夜遅くまでお仕事大変ですね～と言ったら
「帰宅はほとんど終電とかです」
と言われて超ビックリ！！矯正科は忙しい部類みたいですよ！研究とかが主なようですが、終電までの毎日って・・・！！！
「Mじゃないと出来ないですね」先生自分でM認めちゃったよ！！！
そうですか～先生はMでしたか～ってそうじゃなくて。いや、本当にお疲れ様です！！！
そんなこんなで３回目の検査は終了。次はむし歯外来。わー！時間が30分も過ぎてる！！急いで次はむし歯外来です！！
さくさくと、ハイこんにちは～みたいな感じで、先生登場。突然「歪み、気になりますか」「え・・？！あ、はい、そ、そうですねぇ・・」「まずは貴方がどうしたいかなんですよね」との問いかけに「はい？」だったんですが、矯正科の偉い先生三巨頭の先生らしく、始終偉そうオーラ（わ、悪口じゃないよ！そういう方っているじゃないですか！）全開の先生に『なんかお医者さんぽい・・』と思いながらお話スタート。他の先生との会話も間に入るしで、私に話しかけているのか、誰に話しかけているのかちょっとわかんなくて少しウケました（ウケるところじゃないのか）
「下の顎だけだとあんまり印象は変わらないけれど、上の骨も一緒に治療するとガラッと変わりますけど、どうします？」「・・？！え、あの、上の方も治療しなきゃいけないんですか・・？」突然の上顎治療宣言に驚きを隠せない648でございました。海外の変形性顎関節症的な手術治療の映像を見たことがあるんですが（かなり本格的に長い映像・・）それは上と下を同時にやっていたので、『上顎も手術しなきゃいけないもんなんだろうか・・上も手術って言われたらどうしよう・・』と思ってはいたので超ガクガク。やっぱりやらなきゃ駄目なの？！いやでも治すんならやらなきゃなんだろうケド・・でもでも・・凄く痛そうだったんですけれど！下だけでも絶対痛いのに！！できればやりたくない！そんなに自分の変形症は酷いのかな・・と凹んでいると
「あれ？」ん？どうしました先生。「なんか君話しているとちょっと違う」
・・・・はい？なにがですか・・？（なんだろうこの先生・・ガクガクブルブル）
「いや、あのね・・患者さんの中には、むしろリセットというか、人生をやり直したいと言うくらいの勢いでね、顔の印象を変えたがる方がいるもんで。やっぱりトラウマっていうのかな。そういうのがあるからだと思うんだけど。でもなんか君は違うね。」ああ・・まあそりゃ、しゃくれにはしゃくれなりのコンプレックスやトラウマはあるかも解らんですが・・・648だってシャクレーズの（勝手に命名）一員ですからそれなりに顎が出ているのは自分でも凄いなとは思っておりますけれども
「自分は・・出来ればあの、美味しくゴハンが食べれる歯並びになれたら幸せなんですが・・ていうか前歯の治療は上の顎も治療しなきゃ駄目なんでしょうか・・？」「ああ、ううん。前歯の治療は全然下の顎だけでも出来ますよ」なんだ！じゃあ上の顎やらなくていいんじゃん！！「君は下の顎だけで良い感じだな～」うーん。色んな患者さんがいるんですね。その後、どの位648の骨が歪んでいるかを先生が見てくれます。綺麗でも無い顔をじっくり眺めさせてゴメンなさい。線図で描いた648の骨の位置と日本人女性の平均の骨の位置とか見比べさせて頂いたり、頭蓋骨の骨を見たり（自分の骨になんでか感動）1時間位喋りました。まだ、下だけか上もするかは今決めないコトらしいですが、648的には下だけで勘弁していただきたい・・というのも、手術の為の入院期間が上も入れると延びるからなんですね。下だけでも術前の3日+術含む2週間の入院が必要なのに、上も入れると術含む入院が３週間になるんですよ！！約一ヶ月も入院なんて、出来ればかんべんな・・・！（Aチーム）また、手術は骨を動かすので、やはり顔面の皮膚の神経も一緒に動くわけで、神経の損傷の後遺症へのリスクが上もやると、二箇所に増えるわけなんです。うーん。顔の印象を変えたいわけではないので下だけで行きたいんですが・・今後の術前の矯正に全てが掛かっているので、上手く下顎だけですむといいなぁ。と思ったお話会でした。
いや、何を思い出せばいいのか・・つうか
疲れたよ・・・。
大学病院さんなので16時には多分閉まるって言うか、外来は17時には全て閉まるみたいなんですけれども
18時過ぎまでいたよ・・・。
つーかもう、先生本当にお疲れ様！8時間か。お世話になりました。はー。まだまだ先は長いのに、なんつーんか大変ですね矯正って！
長くなりそうなので何回かに分けて思い出し思い出しでメモって行きたいと思います・・てか
矯正マジで痛いです（ご飯が美味しく食べられないよ！！）え！もうはじめてんの？！は又後日～